殻付き牡蠣の美味しい食べ方。失敗しない簡単レシピ
岡山県日生産のがマガキ大量に届いた。
毎年、我が家に牡蠣が届きます。私の大好物だからです。
日本で最も多く流通しているのはマガキです。マガキは産卵に備えて栄養を蓄える冬が旬で、逆に日本海側で多く養殖されている岩ガキは6~8月の夏が旬になります。
同じ牡蠣でも間違えて産卵期に食べてしまうと「牡蠣にあたる」確率は高くなります。
「牡蠣にあたる」といっても、その原因はさまざまです。
中毒の種類
・ノロウィルス
潜伏期間は24〜48時間ほど。腹部の痛みや不快感、嘔吐や下痢といった症状が見られます。大人の場合、症状はおよそ1〜2日で治りますが、それから数日間は便の中にウィルスが存在しているので注意が必要です。
・腸炎ビブリオ
潜伏期間は4〜96時間。主な症状は腹痛や下痢加え、便に血が混じることもあります。人から人に移ることはありませんが、生物を置いたまな板から間接的に移ることがあるので気をつけましょう。
・貝毒
種類によって潜伏期間や症状はさまざまで、下痢や嘔吐などの症状が3日ほど続くものから、神経系の毒により死亡に至るケースも。基本的に貝毒は加熱調理をしても残るため、食べないことが一番の予防策と言えます。
・アレルギー
牡蠣アレルギーの症状は、腹痛や嘔吐が一般的。また、アナフィラキシーショックを起こす場合もあり、牡蠣アレルギーを持っているかどうかあらかじめ知っておくことが大切です。
また、症状が出ている間に欠かしてはならないのが、水分補給です。ウィルスをなるべく早く外に出すため嘔吐や下痢は仕方のないことなのですが、その際に水分も一緒に出てしまいます。そのままだと脱水症状を引き起こしてしまうため、水分補給は欠かさないようにしましょう。
生産量
日本の牡蠣の養殖生産量は158トンで第一位は広島県(シェア60割)、第二位は宮城県(シェア1割)第三位は岡山県です。
岡山県にもいくつかの牡蠣の名産地がありますが、届いた牡蠣は岡山の東側に位置する日生という漁港のマガキです。
調理前に殻に付いている不純物をたわしで洗い流します。皿に盛り付けて香り付けに料理酒を少々垂らします。
食べ方
電子レンジで調理する場合
- お皿に持ってお酒を数滴たらす
- ラップをかける
- 電子レンジ600Wで6分加熱する
- 牡蠣の殻が空いたら完成
簡単にできます。
ホクホクで美味しい牡蠣が食べられます。