USBに挿したままのアイポッドから聞こえてくる歌に涙するアラフォー男子
コロナウイルス疲れから脱する為に、
車で上質な中華を食べに行く。
社内にはUSBに繋がったままのアイポッドがあり、
「小さい頃に身振り手振りを真似てみせた
憧れになろうだなんて大それた気持ちはない ただヒーローになりたい ただ一人君にとっての」
というミスターチルドレンの歌詞が流れている。
自然と涙が溢れる。
きっと志村けんさんが亡くなったから・・・・
「家族が亡くなったように悲しい」と知り合いが言った
「尊敬の芸人でした」と有名ユーチューバーが言った
「もうバカ殿は見られないのか」と子どもたちが言った
そうかあの人は誰かのヒーロだったのだ。
ゴッホが死後に作品が評価されたりするように、
失ってからしか気が付かないことがある。
上質な中華料理は美味い。
悲しんでばかりはいられない。
食うのだ!
そして生きるんだ!
上質な中華はもはや、フランス料理のようである。