家族の風景
朝が始まる。
秋の早朝は空気が凛としている。
小学生の長男は7時25分に学校に向けて出発する。
少し前までは急かさないと出かけて行かなかったのに、いつの間にか自発的に準備をするようになった。
子供というのは勝手に成長するものですね。
母親はそれが少し悲しくもあると言っていた。
家族が一人欠けるだけで家の中の空気は一変する。
続いては保育園に通う次男の準備である。
まだまだ可愛い盛りの5歳。
お弁当はなく白米を持参する。
子供達はそれぞれの社会に出かけていった。
そして僕の1日も始まる。