野生動物の被害が多発する農村で。動物界と人間界の境界線まで行ってきた。次回のソロキャンプに最高な場所。
狩猟解禁前のロケハンの続き。
山を更に登って人里から離れていく。
減っていく民家と逆に増えてくるのが、
耕作放棄地と箱罠や電気柵。
農林水産省の発表によると
平成29年度は農作物被害額は163億円を上回っている状況。
被害のうち、全体の7割以上ががシカ、イノシシ、サルによるもの。
- さらに、鳥獣被害は営農意欲の減退、耕作放棄地の増加等をもたらし、被害額として数字に現れる以上に農山漁村に深刻な影響。
- 鳥獣被害が深刻化している要因としては、鳥獣の生息域の拡大、狩猟による捕獲圧の低下、耕作放棄地の増加等が考えられる。
- 林業被害や人的被害、生活環境の悪化など、中山間地等を中心に被害が深刻化
細い道を進んでいくと、箱罠、電気柵、
いかにも野生動物がでできそうな厳重な対策がされている。
これは!?
進めない。ゲージで完全に封鎖された道。
誰がバリケードを作ったのだろうか。
住民か行政か。
いずれにせよ困り果てているには違いなさそうだ。
野生動物たちに対して人里に下りてくるなという境界線だろう。
高さは約2メートル、ジャンプで越えて来れないだろう。
この道路からは侵入は完全に防いでいる。
でも人間も山に入れない。
Uターンするのも結構しんどいのでしばし休憩。
もはや、この先の山は
人間が入ってこない。
ジブリ映画もののけ姫さながらの
野生動物の世界なのだ。
そんな想像、いや妄想をしながら
コーヒーにお湯を注ぐ。
そういえば今朝の出かけにいつものコーヒーがないのに気づいて、妻にインスタントコーヒーを貰ったのだ。
今回はモンベルのコーヒードリッパーは出番なし。
スタバじゃん。
スターバックスとスノーピークのコラボ。
アラフォーのおじさんにはオシャレ過ぎる。
うまい!!!!
一息ついて次の山へ。
ん???
なんか良い感じの小道発見!
10メートル登ってみると
おい!最高のローケーションじゃん。
こじんまりと切り開かれた原野。
少なめのヒノキ林で太陽光が半日陰で入ってきて明るい。
まさに野営する為にあるような場所!!
もしも夜中に何か出てきても、最悪30秒で車に逃げ込めるし。
次の休みは絶対に来るぞ!!!
ではまた。